KOMAKI KOHEI exhibition

KOMAKI KOHEI exhibition
2023.10.14(sat) - 10.22(sun)

 

吹きガラス職人 小牧広平が作る、温もりのグラス。

長く暑かった夏も過ぎ、近頃はようやく涼しくなってきました。秋。少し気持ちを落ち着かせて、移ろいゆく時にゆっくりと包まれたくなる季節です。

そんな気持ちに寄り添ってくれるグラスの展示販売イベントを、2023年10月14日(土)-10月22日(日)に開催します。

吹きガラスとは、ドロドロに溶かした高温のガラスをステンレスのパイプに巻き取り、そこに息を吹き入れて風船のように膨らませ、固める技法です。

そうした技法で作るグラスは、どれも表情が異なり、一つ一つに個性を感じます。

ガラスは1200度ほどの高温で溶けるため、工房では常に大変な熱を感じます。そのため、冬でも半袖で制作に取り組んでいる小牧さん。そうした苦労の中つくったものが、自分の納得のできるものだった時にやりがいを感じるそうです。

現在は、標高700メートルの山中に工房を構え、自然に寄り添った暮らしをされています。

小牧さんの代表作でもあり、アイコンでもある作品は、pecoriglass。

ふっくらとしたグラスがおじぎをしているような、愛らしいシルエットです。

「デザインがカタチでなく、それぞれの性格がカタチになると思い、つくっています。気に入ったグラスを選んでいただけたらよろこびです。」そう語る小牧さん。今回のイベントでは、透明のグラスのほかにも、色が入ったものも、特別に制作していただく予定です。

思いのこもったグラスには、心地よい揺らぎと温もりを感じます。実際に手にとってご覧いただき、一期一会を楽しみながら、自分だけのお気に入りのグラスをお買い求めいただけたら嬉しいです。

なお、イベント初日と二日目の10月14日(土)と15日(日)に、小牧さんが在廊してくださる予定です。直接お会いしてお話できる機会となっておりますので、ぜひご来店ください。

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